「英語を習わせたいのに、子どもが嫌がってしまいます」「無理にやらせると逆効果な気もして、どうすればいいのか分かりません…」
これは、英語教育を考える多くの家庭がぶつかる悩みです。
「やらせたい親」と「やりたくない子ども」の間で、板ばさみになってしまいますよね。
でも、結論から言うと、嫌がるのには必ず理由があります。
🎯 先に結論:嫌がるのは「やり方」が合っていないサイン
→ 英語そのものを嫌いになってしまう
→ 自分から英語に触れるようになる
つまり、大切なのは無理にやらせることではなく、子どもが「楽しい」と感じられる形に変えてあげることです。
この記事では、子どもが英語を嫌がる理由と、楽しく続けられるようにする工夫を父親目線でまとめました。
同じように悩んでいる方が、少しでも気持ちを軽くできればうれしいです。
嫌がるのは、決して我が子だけではありません。多くの家庭が通る道です。
我が家も小3の息子が一時期、英語を嫌がりました。やり方を変えたら少しずつ前向きになったので、その体験も交えてお伝えします。
子どもが英語を嫌がるのはなぜ?よくある理由
まず大切なのは、「なぜ嫌がるのか」を理解することです。
理由が分かれば、対処の方向も見えてきます。
やみくもに対策しても、原因が違えば効果は出ません。
原因さえ分かれば、解決の糸口は必ず見つかります。
子どもが英語を嫌がる理由には、いくつかのよくあるパターンがあります。
- 難しすぎてついていけない
- 「勉強」だと感じて身構えてしまう
- うまく言えず恥ずかしい・自信がない
- そもそも必要性を感じていない
多くの場合、「英語が嫌い」というより、「今のやり方が合っていない」だけです。
ここを取りちがえると、対処の方向がずれてしまいます。
「うちの子は英語に向いていない」と決めつけるのは、まだ早いのです。
たとえば、レベルが高すぎて分からないと、子どもはすぐにやる気をなくします。
また、机に向かって覚える「勉強スタイル」だと、低学年の子には負担が大きいこともあります。
つまり、嫌がる理由を取りのぞけば、英語への抵抗はぐっと減らせるのです。
もう少し、それぞれの理由を具体的に見ていきましょう。
学校の授業や教材のレベルが、その子の今の力に合っていないと、分からなくてつまらなくなります。
分からない状態が続くと、英語の時間そのものが苦痛になってしまいます。
そして、「恥ずかしい」という気持ちも見逃せません。
うまく発音できなかったり、間違えたりするのが恥ずかしくて、英語を避けてしまう子もいます。
日常で英語を使う場面がないと、子どもは「なぜやるの?」と感じてしまうのです。
こうして並べてみると、どれも子どもなりの自然な反応だと分かります。
無理にやらせると逆効果になる理由
でも、これは逆効果になることが多いので注意が必要です。
嫌がっているのに無理に続けさせると、英語そのものが「つらいもの」として記憶されてしまいます。
一度ついた苦手意識は、あとから変えるのが大変です。
「やらせる」ではなく「楽しめる入り口を用意する」へ。英語を好きになってくれれば、あとは自分から取り組むようになります。急がば回れで、まずは抵抗をなくすことを優先しましょう。
特に小学生のうちは、英語力そのものより「英語が好きかどうか」のほうが大切です。
好きになれば、その後の伸びはぐっと大きくなります。
英語を好きな子は、中学・高校と進んでも、自分から学び続けられます。
反対に、嫌いになってしまうと、どんなに良い教材を用意しても続きません。
だからこそ、まずは「楽しい」という気持ちを育てることを最優先にしてください。
私たち大人も、嫌いなことを無理にやらされると、ますます嫌いになりますよね。
子どもの英語も、まったく同じです。
だから、親が肩の力を抜くことも大切です。
親が「ちゃんとやらせなきゃ」と気負うほど、その焦りは子どもに伝わってしまいます。
英語は、今すぐ完璧にできなくても問題ありません。
英語を「楽しい」に変える具体的な工夫
ここからは、英語を楽しいものに変える具体的な工夫を紹介します。
子どもの様子を見ながら、合いそうなものから試してみてください。
- 歌やアニメ・ゲームなど好きなものと結びつける
- できたら大げさにほめて成功体験を積ませる
- レベルを下げて「できた」を増やす
- 1回の時間を短くして負担を減らす
特に効果的なのが、子どもの「好き」と英語を結びつけることです。
恐竜が好きな子なら、英語で恐竜の名前を覚えるところから始めてもいいでしょう。
好きなものが入り口になると、子どもは自分から「もっと知りたい」と思うようになります。
この「自分から」という気持ちこそ、いちばん大切なものです。
無理に引っぱるのではなく、子どもの興味の方からそっと近づいていくイメージです。
「英語の勉強」ではなく「好きなことを英語でやる」と考えると、ぐっとハードルが下がります。
「できた!」という成功体験が、次もやりたいという気持ちにつながります。
親はつい「これくらいできてほしい」と高めの目標を設定しがちです。
でも、嫌がる子には、簡単すぎるくらいの内容から始めるのが正解です。
「もう知ってるよ」と思える内容なら、子どもは自信を持って取り組めます。
その小さな成功を積み重ねるうちに、少しずつ難しいことにも挑戦できるようになります。
また、1回の時間を短くするのも効果的です。
5分や10分でも、「楽しかった」で終われば、それが次への意欲になります。
嫌がる子に向いている英語の学び方
嫌がる子には、学び方そのものを見直すのも効果的です。
同じ英語でも、方法によって子どもの反応は大きく変わります。
| 学び方 | 嫌がる子に向く理由 |
|---|---|
| 英語の歌・動画 | 遊び感覚で抵抗なく触れられる |
| ゲーム・アプリ | 楽しみながら自然に続けられる |
| オンライン英会話 | マンツーマンで自分のペースに合う |
| 絵本の読み聞かせ | 親子の時間として楽しめる |
特に、英語の歌や動画、ゲームは、嫌がる子の入り口としておすすめです。
「学ぶ」というより「遊ぶ」感覚なので、子どもが構えずに英語に触れられます。
そこで英語に親しんでから、少しずつ会話や読み書きへ広げていくのが自然な流れです。
大勢の前で発言するのが苦手な子でも、一対一なら安心して話せることが多いです。
親子で一緒に絵本を読む時間は、英語というより「楽しいふれあいの時間」になります。
意味が分からなくても、親の声で英語を聞くだけで、子どもは安心して耳を傾けます。
こうした方法に共通するのは、「英語を勉強として押しつけない」という点です。
遊びや生活の延長として英語に触れることで、抵抗感が自然と薄れていきます。
我が子が何を好きなのかをよく観察して、そこに英語をそっと混ぜてあげましょう。
親の関わり方で気をつけたいこと
子どもが英語を嫌がるとき、親の関わり方もとても大切です。
- 結果より取り組んだこと自体をほめる
- 他の子と比べない
- 嫌がる日は無理にやらせない
- 親も一緒に楽しむ姿を見せる
特に気をつけたいのが、他の子と比べないことです。
「○○ちゃんはできるのに」という言葉は、子どもの自信を一気に奪ってしまいます。
そして、親自身が英語を楽しむ姿を見せると、子どもも自然と前向きになります。
一緒に英語の歌を口ずさんだり、知っている単語を言い合ったりするだけでも十分です。
子どもは、親が楽しそうにしていることに興味を持ちます。
反対に、親が「勉強しなさい」と監督役になると、英語は「やらされるもの」になってしまいます。
嫌がる日に無理にやらせないことも、とても大切です。
休むことは、サボることではありません。
英語を嫌いにさせないための、立派な作戦のひとつです。
親が焦らずどっしり構えていると、子どもも安心して英語に向き合えるようになります。
それでも嫌がるときはどうする?
そんなときは、無理に進めず、いったん立ち止まることも大切です。
嫌がる時期に無理を続けるより、いったん休んで「英語=嫌なもの」という印象を消すほうが、長い目で見ればプラスになることもあります。少し時間をおいてから、また楽しい形で再開すれば大丈夫です。
今は嫌がっていても、少し成長してから急に楽しめるようになることも珍しくありません。
焦らず、子どものペースに合わせてあげましょう。
大切なのは、英語を嫌いにさせないこと、そして「楽しい」という気持ちを少しずつ育てることです。
でも、好きなアニメの英語版を一緒に見るようにしたら、少しずつ興味が戻ってきました。
「このセリフ、英語だとこう言うんだ」と、自分から気づくようになったのです。
あのとき一度立ち止まって、やり方を変えてよかったと、今では感じています。
子どもが英語を嫌がるのは、決して悪いことではありません。
それは「今のやり方は合っていないよ」という、子どもからのサインです。
そのサインを受け止めて、楽しい形に変えてあげれば、英語との距離はきっと縮まります。
親が味方でいてくれると分かれば、子どもは安心して一歩を踏み出せます。
どうか焦らず、子どもの「楽しい」を信じて寄りそってあげてください。


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